SPECIAL
TALK
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特集記事

中高生が建設産業の魅力を体験!「やまぐち建設産業魅力発見フェア2024」

2024年6月4日、山口きらら博記念公園にて「やまぐち建設産業魅力発見フェア2024」を開催しました。このイベントは、県内の中高生の皆さんに建設産業に対する理解と関心を深めてもらい、将来の担い手確保につなげることを目的として開催しているものです。 当日は、県内8つの高校と3つの中学校から約500名の皆さんが参加し、建設の技術・技能の体験エリア、建設企業交流エリア(約60社が参加)において建設産業の魅力を体験していただきました。 (主催/山口県 共催/山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会、後援/山口県教育委員会、山口県技能士会連合会)

SPECIAL TALK 01

県内の中高生約500名が参加し、建設産業の魅力を体験

 当日イベントに参加頂いたのは、県内の8つの高校(岩国工業高校、宇部西高校、下関工科高校、高川学園高校、田布施農工高校、徳山商工高校、柳井商工高校、山口農業高校)と、3つの中学校(熊毛中学校、島田中学校、大和中学校)の皆さんです。
 会場は、県内10の建設業団体の技術・技能を体験できる「技術・技能体験エリア」と、県内企業約60社による企業ブースでそれぞれの仕事内容を聞くことができる「建設企業交流エリア」で構成され、学生の皆さんは各自が興味を持ったブースを自由に訪問できる形で進行しました。
 様々な業種の仕事などが体験できる「技術・技能体験エリア」では、コテを使った左官体験やローラーによる木目描写(塗装)体験、カンナ削りや木組みなどの大工体験、鉄筋の組み立て体験、会場内に設置された高い足場に登る鳶職の体験、高所作業車体験、ビニール管の加工体験、建設VR体験など各団体が趣向を凝らしたプログラムで体験をしてもらいました。また、ICT建機の試乗や3次元点群測量体験など、近年普及しているICTを利用した建設業界の技術も学んだり、事故から身体を守るフルハーネスや夏場の暑さ対策で導入が広がる空調服の試着コーナーも人気でした。
 「建設企業交流エリア」では、企業の事業内容や特徴、それぞれの働き方などの説明があり、ブースを訪問した生徒の皆さんも興味津々に話を聞いていました。

SPECIAL TALK 02

多彩な体験ができる「技術・技能体験エリア」が人気のイベント

当日は、技術・技能体験エリアにおいて、以下の体験型プログラムが実施されました。

●建設業界のPR展示、建設VR体験:(一社)山口県建設業協会
●i-Constructionの説明、点群測定等の技術紹介:やまぐち建設21の会
●鉄筋の組立体験・鉄筋圧接実演:山口県鉄筋工業協同組合
●鳶の足場体験・空調服等の試着:山口県鳶土工連合会
●大工体験:山口県住宅建設協会
●防犯設備の展示:山口県防犯設備士協会
●高所作業車の乗車体験、三路スイッチ結線体験:(一社)山口県電業協会
●ビニール管の加工体験:山口県管工事工業協同組合
●左官体験:糸野工務店(株)
●専用ローラーによる木目描写体験:山口県塗装技能士会

SPECIAL TALK 03

生徒と企業の交流の場「建設企業交流エリア」も大盛況

県内に主たる事業所を置く建設企業約60社がブース出展。

㈲アクアテクニカル、アサヒ工業㈱、朝日鉄工㈱、アメリカンエンジニアリングコーポレーション、糸野工務店㈱、㈱井原組、井森工業㈱、宇部工業㈱、㈱エムビーエス、㈱カドス・コーポレーション、河崎運輸機工㈱、㈱カワサキコーポレーション、㈱川畑建設、㈱ガンシン、関門港湾建設㈱、キチナンエレック㈱、キチナンテクノエンジ㈱、㈱木村建設、㈱九動、キュウニチ㈱、共立工業㈱、㈱桐田商会、㈲空閑建設、黒崎播磨㈱、西京建設㈱、佐々木工業㈱、澤田建設㈱、㈱サンスパック、㈱サンテック、㈱三友、㈱三和、三和建設㈱、嶋田工業㈱、新光産業㈱、新日本建設㈱、末延建設㈱、住吉グループ、成長建設㈱、誠和工機㈱、大栄建設㈱、太陽通信工業㈱、髙山産業㈱、㈱中冷山口、デグチ工業㈱、時盛建設㈱、㈲徳山送電、㈱ナカノ、㈱成匠、日電工業㈱、㈱羽嶋松翠園、日立建設㈱、㈱FORT(フォルト)、藤本工業㈱、㈱ミヤベ、宮本工業㈱、㈱ヤマウチ、山口工材㈱、洋林建設㈱、防府市役所、山口県庁
※企業名は50音順

SPECIAL TALK 04

建設産業の最新の技術を学べるため、教員にとっても勉強になるイベントです

●参加者インタビュー(教員)/県立徳山商工高校教諭 松井幸司さん

 我々、工業高校の生徒たちは、このイベントを毎年すごく楽しみにしています。いわば、年に一度の恒例行事のような形になっています。参加する生徒だけではなく、私たち教師にとっても建設産業の最新の技術を学べるため、教える側としてもとても勉強になるイベントです。
 このイベントに参加したおかげだと思いますが、現場見学会などに参加した際に、生徒から「ICT建機はどれくらい使われていますか?」とか「どういった鉄筋の量が全体でありますか?」など大変意欲的な質問を生徒たちはしてくれています。こちらで学んだことを実際に現場でも活かせるのではないかと感じています。
 また、もともと建設産業に興味を持っていなかった生徒が、このイベントに参加して建設業に就職したいと言って実際に進路を決めたという事例も生まれています。なかには、学生時代にこのイベントに一緒に参加した生徒が、数年後、参加企業側としてこの会場で再会することもあったりして、大きな繋がりを感じていますし、とても嬉しく思います。

SPECIAL TALK 05

これまであまり興味のなかった建設産業に興味を持つことが出来ました

●参加者インタビュー(学生)/高川学園高校の女子生徒さん

Aさん/建設産業はあまり興味がなかったけど、これまで知らなかったことをたくさん知ることができたので参加して良かったなと思います。印象に残ったのは、ドローン操縦体験です。初めて触ったのですが、意外と難しくて勉強になりました。将来の進路を決める際にも、建設産業も含めて考えたいと思います。
Bさん/私も将来の進路として、建設産業はあまり意識してなかったけど、今回のイベントを通じてたくさん知ることができました。
体験コーナーで高いところに登ってみたんですが、普段、この高さのところで仕事をしていると思うとすごいなと思いました。

SPECIAL TALK 06

イベントに参加して、将来は建設産業に進みたい気持ちが強くなりました

●参加者インタビュー(学生)/田布施農工高校の男子生徒の皆さん

Cさん/いろいろな土木や建設の展示があって、自分の目で見ることや体験することもできたため、今後の進路に向けて目標を立てて頑張りたいなと思いました。
Dさん/印象に残ったのはカンナ削りです。作業を進める中で難しいこともありましたが、木を削る瞬間がとても楽しかったです。
Eさん/私が印象に残ったのは、三路スイッチの構造を一から見たことです。スイッチの中身はどうなっているのかを知れて、普段使っているスイッチはこんな感じなんだと思うことができて、とても良い体験でした。
Fさん/私は、将来の進路について色々と悩んでいたんですが、今回のイベントに参加してみて建設産業に進んでみたいと思う気持ちは強くなったように思います。

SPECIAL TALK 07

一人でも多くの若者に建設産業を目で見て肌で感じる機会を増やしたい

●出展団体(企業)インタビュー/やまぐち建設21の会 会長 宮部 智之さん(株式会社ミヤベ 代表取締役社長)

 この魅力発見フェアは、建設産業の担い手確保のためにすごく充実したイベントだと思っています。特に、工業高校の皆さんもそうなんですけど、例年、中学生や普通高校の皆さんも多く参加してくれています。我々、建設産業は担い手不足と言われていますけども、こういった高校生がどんどん建設産業に興味を持つことが大切ですし、中学校また普通高校の皆さんも建設産業に興味を持ってもらうということが、建設産業にとってすごく大事だと思っていますので、今後も引き続いてこういった行事をたくさん開催することで一人でも多くの若者に建設産業を目で見て肌で感じる機会を増やしていければと思います。
 実際に普通高校からこのイベントに参加して、建設産業に入職されたという例もお聞きしていますし、実際に業界に入ってみると工業高校、普通高校を問わず、元気があれば本当に活躍できる業界だと思いますので、どしどし興味を持ってもらればと思います。

やまぐち建設産業魅力発見フェア2024

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