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TALK
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特集記事
やまぐち建設フェス!2025 〜 約4,000人の笑顔が弾けた「建設ものづくり」の祭典 〜
2025年9月28日(日)、山口市阿知須の「道の駅きららあじす」横広場にて、第3回目となる「やまぐち建設フェス!2025」が開催されました。 「来て見て触って楽しく学べる建設ものづくり」をテーマに掲げた本イベントは、今や山口県の秋を彩る恒例行事。開門前から100メートルを超える長蛇の列ができるなど、会場は開始直後から熱気に包まれました。今回は、過去最大規模となった当日の模様をご紹介します。 (主催:山口県、やまぐち建設21の会 協賛:国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所、同山陰西部国道事務所、西日本高速道路(株)中国支社、山口高速道路事務所・周南高速道路事務所、山口市、防府市、山口職業能力開発促進センター (ポリテクセンター山口)、徳山工業高等専門学校、山口県鳶土工連合会、山口県鉄筋工業協同組合、山口左官組合、山口県生コンクリート工業組合/後援:山口県地域を支える建設産業担い手確保・育成協議会)
SPECIAL TALK 01
プロの技術に釘付け!熱狂の「バックホウ選手権」
やまぐち建設フェス!の目玉企画の一つが、メインステージ正面の特設エリアで行われた「バックホウ選手権」です。県内から19社47人の選りすぐりのオペレーターが集結し、その操作技術を競い合いました。
競技内容は、バケットの先に固定された細い棒を、障害物に触れないように操る「巨大イライラ棒」や、フックを使ってペットボトルを正確に吊り上げる精密操作など、非常に難易度の高いもの。プロの流れるようなレバー操作で、巨大な重機がまるで自分の手足のように繊細に動く様子に、観客席からは「おぉー!」という感嘆の声と拍手が沸き起こりました。
激戦の結果、株式会社コプロスが個人部門、企業部門の両部門にて見事優勝。表彰式では「山口の建設業界を、僕たちがもっと盛り上げていきます!」と力強い宣言が飛び出し、会場全体が一体感に包まれました。
SPECIAL TALK 02
子供たちが主役!五感で楽しむ「体験エリア」
会場内には約30の出展企業・団体が趣向を凝らした展示や体験ブースや建設機械の試乗コーナーを展開。子供たちが「未来の技術者」として目を輝かせながら挑戦する姿が印象的でした。
●待望のバックホウ操縦体験
昨年、あまりの人気に「もっと体験したかった」という声が多く寄せられたバックホウ体験は、今年からブースを4箇所に倍増。それでも整理券は午前中のうちに終了するほどの盛況ぶりでした。
「レバーをどっちに動かすか難しかったけど、バケットが動いた瞬間はワクワクした!」と話す小学生。現役のオペレーターに膝の上でサポートしてもらいながら、土を掘り起こす重厚な感触を全身で楽しんでいました。
●伝統技法から最新VRまで
・建設VRコーナー: 人気アプリ「重機でGO」を使用したVR体験では、ヘッドセットを装着した子供たちがバーチャルな工事現場に没入。「ゲームみたいだけど、本当の現場にいるみたい」と、デジタル技術を通じた建設業の進化を体感していました。
・専門工事業の体験: 山口県左官組合による「壁塗り体験」や、山口県鉄筋工業協同組合による「鉄筋ジャングルジム」など、職人技に直接触れられるブースも大人気。
・レオナルドブリッジ: 釘を使わずに木材を組み上げる構造体験では、親子で知恵を出し合いながら完成を目指す姿が見られました。
SPECIAL TALK 03
イベントに込めた「未来」への想い
会場の熱気を見守る主催者の方方に、開催の意義と手応えについてお聞きしました。
やまぐち建設21の会 宮部智之 会長(株式会社ミヤベ 代表取締役)
「本当にたくさんの人に来て頂き嬉しいです。イベントも3回目を迎え、リピーターのご家族が非常に増えたことを実感しています。たくさんの建設機械を揃えてくださった企業の皆さん、出展企業や団体の皆さんに感謝しています。今年はバックホウ選手権をステージ前に配置し、『プロのすごさ』をより近くで感じてもらえるように工夫しました。建設業は地域の安全を守る誇り高い仕事。今日ここで重機に乗った子供たちが、5年後、10年後に『あの時楽しかったから』とこの業界の門を叩いてくれることを信じています。」
SPECIAL TALK 04
興奮のフィナーレ!プレゼント抽選会と餅まき
イベントの締めくくりには、山口県民なら誰もが熱くなる「餅まき」と、豪華景品が当たる「プレゼント抽選会」が行われました。
抽選会では、重機のラジコンなどの豪華賞品が当たった子供たちが「当たったー!」とステージへ駆け寄る微笑ましい場面も。最後は、会場に集まった全員で明日への活力を分かち合う、賑やかな幕引きとなりました。
「やまぐち建設フェス!」は、建設業を「知る」場所から、地域が「繋がる」場所へと進化しています。未来の山口を創る若者たちにバトンを渡すため、この取り組みはこれからも続いていきます。
やまぐち建設フェス! 2025