地域を支える建設産業
建設産業は私たちの生活を守り、暮らしを支えています。
建設産業は、ダムや橋などの後世に残る巨大構造物 のほか、建設産業は、道路やダム、病院や学校などのインフラをつくり、維持管理していくことで生活環境の向上と地域経済の発展を支える産業として大切な社会的役割を果たしています。
また、災害の未然防止や災害時の対策・復旧などに努め、人々の暮らしと命を守る使命を持っています。
- 産業を支える
- 港や道路など、地域の産業の活動を支える社会基盤を整備しています。
- 暮らしを支える
- 道路や橋、建物などをつくり、管理していくことで、人々の便利な暮らしを支えています。
- 災害から人々を守る
- 災害発生時にはいち早く現場に駆けつけ、復旧活動を行います。また、普段から災害に強いまちづくりを進めています。
建設産業は働き方改革が進んでいます。
建設産業では、少子高齢化などにより担い手不足が深刻化する中、業界一丸となって働きやすい環境づくりや魅力発信に努めています。
ひと昔前、建設業界は3K(きつい、きたない、危険)だと言われていましたが、現在では働き方改革や技術革新など国を挙げた取組が進んでおり、新3K(給与、休暇、希望)の業界へと変わりつつあります。
- 新3K
-
-
給与
- 賃金水準がUP
- 山口県の建設業における平均年収は、労務単価の引上げにより、5年前(H30年度)と比べ、約60万円増加しています。
-
休暇
- 休日がしっかりとれる
- 山口県の建設業における平均休暇日数は、公共工事を中心に週休2日制の導入が進んでおり、5年前(H30年度)と比べ、年間約17日増加しています。
-
希望
- 技術革新や生産性アップで希望のもてる業界へ
- 山口県発注工事におけるICT活用工事の件数は5年前(H30年度)と比べ約4倍に増加しています。
-
やまぐちをつくる!まもる!建設産業!
建設産業は、家や学校などの建物、そこに行くための道路や橋、災害から命を守るダムなどを造ります。その他、大切な仕事の一つに「地域を守る仕事」があります。道路や河川、橋などを日々パトロールして、道路の点検・補修などを行っています。私たちの安心・安全な暮らしを守っています!
- 暮らしに必要な建物や道路、橋などをつくっています!
-
- 道路や河川、橋などを日々パトロールして、私たちの安心・安全な暮らしを守っています!
-
建設産業は大きく分けて
「土木」と「建築」の2つの仕事があります。
建設
産業
=
土木の
仕事
+
建築の
仕事
- 土木の仕事
- 日常生活に、土木の仕事がたくさんあります。道路や河川、橋、ダムなどの社会の基盤をつくります。
- 建築の仕事
- 私たちの身の回りには、建築の仕事がたくさんあります。家やビル、学校、タワーなど建物をつくります。
建設産業の最新の工事現場
ICT(情報通信技術)の活用が進んでいます
- BEFORE 従来工事
-
- 測量・設計
-
- 複数人で測量
- 2Dの設計図から完成形を想像して計画
- 2Dの設計図から施工数量を算出
- 施工
-
- 設計図に合わせて丁張(目印)を設置し建設機械を操作
- 管理・検査
-
- 2D図面を基に検査測量と施工を繰り返す
- 書類による検査
- AFTER ICT活用工事
-
- 測量・設計
-
- ドローンによる3D測量(小規模現場は1人で測量可)
- 完成予想図を3Dで可視化
- 3Dの設計モデルから施工数量を自動算出
- 施工
-
- 設計データを基にICT建設機械が半自動で施工(丁張の設置が不要)
- 管理・検査
-
- ICT機器で3Dデータを用いて仕上がりを随時確認
- データ活用によるオンライン検査
生産性の向上、
安全性の向上、魅力の向上